INFO and designの近況

2012.03.07

2011 51st ACC CM FEATIVAL

Design

2011年がとうに終わった3月6日。長野市にもようやくACC CM FEATIVALが来ました。
ACC CM FEATIVALとは、かみ砕いて言うと「CMが一堂に集まった祭典」です。
今年のゲストはクリエイティブ・ディレクターでCM プランナーの澤本嘉光氏。
最近のCMの特徴をロジカルに語ってくれました。
「今のCMはいかにSNSを味方に付け拡散させるかが重要であり、SNSやネットはテレビの視聴率を下げるものだと敵視していてはいけない。SNSやネットを追い風にできるかどうかが鍵になる。
好まれるCMとしては、海外では笑いを誘うものだが、日本ではエモーショナルなものが好まれる傾向にある。
基本CMは意識して見られないもの。見た人の記憶にいかに残すかが重要である。」などと分析されていました。
また今年のACC賞には、新たにマーケティング・エフェクティブネス(マーケティング込みで成功したCM)が加わり、より見返りの高いCMが好まれる傾向になってきたなと感じました。
その後2011年のCM作品を順番に拝見(拝聴)していきました。

2011年ACCグランプリは、テレビ部門「九州新幹線全線開業」、ラジオ部門「プラチナリング」でした。
なるほど、どちらもエモーショナルです。
グランプリ以外にも今年は3.11の影響もあり「笑い」よりも「感情的(エモーショナル)」なものが多く見受けられました。
個人的に好きだったものを3つあげると、東北の復興、特に新しい雇用をテーマにした「浜のミサンガ「環」」、保守と革新どちらも大切という事を教えてくれた「宇宙人ジョーンズ・2つのタワー篇」、3.11に産まれた希望を描いた「ハッピーバースデイ 3.11」です。「ハッピーバースデイ 3.11」は出産をした方がスタッフに入っているのではないかというぐらいの出来映えのコピーライティングでした。
他にもコピーが印象的な作品としては〜家族は最初から家族なわけじゃない〜の「タイムスリップ家族」、〜肩書きで人を並び替える整理、私にはできない。名刺に負けるな!〜の「スマートフォン 名刺篇」。〜パパも貸してあげる〜の「歯ブラシ家族 お兄ちゃん」も面白かった。
曲が印象に残っているのは、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女を使った「企業 日本のどこかで 新しい町篇」。だれかが風の中でを使った「宇宙人ジョーンズ・奥の細道篇」は木枯らし紋次郎がどうしても頭に浮かんできてしまうのであります。

まぁだらだらと書いていきましたが、つまり私は溢れんばかりにACC CM FEATIVALが好きなのです。
長野ではラジオCMの紹介が少なくて残念ですが、2012のACC CM FEATIVAL in naganoもお待ちしております。今度はどうか年内に☆